あなたはイスに座って、ウェイターが注文を取りにきました。
あなたは一番好きなお茶を頼んで、そして、この本を開きました。
お茶が運ばれてくるまでの、本のひととき。
という本。
物語でも、詩でもない、1~数ページの文章が18篇。
全部で90ページ余りの、
時雨沢恵一っぽい大人向け絵本。
お説教と取るか、示唆に富んだ本と取るかは読者次第、という感じでしょうか。
まず、自分の年齢を倍にしましょう。
そして、その歳になった気分になって――
「ああ……、せめてあと半分若ければ、
私にだってあんなことができたのに」
そう思ったことを、今からやりましょう。
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