ザ・ハンターとその一党、鬼の強さの五人組。
恐れを知らぬ馬鹿者が、恐れるならばそれもよし、彼らは自ら名乗り出す。
闇の五人が求めるは、掴めぬ夢か掴める夢か。
此処が終わらぬ夜ならば、夢もはてなく続くだけ・・・・・・
「オーフェン」の秋田禎信がおくる、ハードボイルドダークファンタジー。
ハードゆえにハードカバーで値段もハード。2800円也。
膨大な闇に沈む地下世界に、突然目覚めたひとりの機械人、ハンター。
そこに生きる者たちは全て機械の体を持つ人々だった。
生身の部分は脳、それのみ。
世界はガラクタで出来ている。町も、地面も、何もかも。
という感じでハードボイルド。
トライガンよりも荒れ果てた世界で、無法者たちを叩きのめす、ハンターとその仲間たち、というお話。
設定魔の秋田らしく、機械人の戦闘は機械人たちの特性をフル活用して描かれていて、
ぐっっっと来ます。
世界の謎もわくわくします。
ところで、秋田禎信といえば、
オーフェンシリーズの新作が始まるらしいですよ。
秋田禎信BOXの、さらにその後のお話だとか。楽しみすぎて困ります。
「俺の機能とは・・・・・・
恐らく、探し、追い求めることだ」
「なにを」
「失った、なにか大切だったはずのものを」
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