「ショー・マスト・ゴー・オン!」
待望の続編、ゴシックの7話目です。
待望っていうか、6が出てから3年半経ってるんですが・・・。
待ってる自分が偉いというかいくらでも待ってますが。
今回は母、コルデリア・ギャロの過去のお話。
踊り子だった母が、派手な衣装を着て、舞台から飛び降りて、走る。歌って、踊る。「薔薇色の人生!」
そして世界の方は、次なる嵐へ転がっていき、
小さな、ふわふわで、ぷくぷくで、偏屈で、恐ろしく頭のいいヴィクトリカと、
その運命の友達、一弥もまたそこに否応なしに巻き込まれていく。
…物語の終わりが見えてきたようです。
ますます絆を深めている二人は見ていて楽しいけど、きっと辛い未来が待っているのでしょう。
間に色んな話を書いてきた桜庭一樹だけど、シリーズとしてのゴシックに変わりがなくて安心です。
無事続きが出ただけでも嬉しかったですけどね。
ちょっと暗くてオカルティックな雰囲気が好きです。
「この件は危険だ。君もかかわらないほうがいい」
「でも、ぼくはかかわるよ」
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