2011年4月25日月曜日

空想オルガン





 籠の中で生きてきたインコは自由に飛べなくって可哀想って思う?
 私にはそうは思えなかったんだよ。

 だって籠の中で生まれてきたわけじゃん。
 生まれたときから身の程を知ることができて本当にラッキーだよ。


ハルタとチカシリーズ3冊目。
コンクールの地区大会から東海大会までのお話。

さわやかでいいです。
何度でも読み返せる日常青春ミステリ。
いろいろ良いこと言ったりします。

犬の飼い主を探したり、ギャルオーケストラの鉄の掟の秘密を追ったり。
舞台が静岡なので親近感が湧きます。


渡邉さんのオチもなかなか素敵。

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