下巻。
異星人のクレンク人がキリスト教に改宗していく様が面白い。
いち宗教としてのキリスト教ではなくて
自然科学・哲学・生活すべての基礎であったそれの描写も興味深くてページをめくる手が止まらない。
現代パートはもうちょいボリュームがあったほうが嬉しかったかな…。
ラストは驚きの展開!
…ではないものの情緒豊かでこれも好きです。
トータルではかなり面白かった。
地味なファーストコンタクトと、
ハードなSF理論、
文献史学という耳慣れない分野の紹介、
3つの要素がすべて読み応えがありました
現代SFの佳作として十分にお勧めできる1作。
読んでる間は「だったん人の踊り」がテーマミュージックでした。
ソングオブアワーホームランド、というらしい。
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