2011年9月9日金曜日

GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ / 桜庭一樹




「それなら肌に……
肌に刻めばよい。そうすれば、いつか再び、わたしの黒い死神に逢えるかもしれないのだから。
かすかでも、いいのだ。たとえ夢でもいいのだ。わずかな希望もなしに、ここを出ていきたくはない。」



ゴシック最終章。
遂に世界に、二人の間に、嵐がやってきました。
運命に引き裂かれる二人。
彼らは、生きて再会することが出来るのか・・・!

という感じに大変盛り上がってきました。
物語の初期から予言されていた方向へ寸分違わず突き進んでいます。
史実よりもずいぶん早く始まってしまった第二次世界大戦。
この時間のズレに意味があるのかどうか、気になります。

下巻が楽しみでなりません。



でも、ゴシックSのⅣを先に読むべきだった様子・・・?
イラスト付が出てから買おうと思って図書館で予約順番待ちなので間違えてしまいました。

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