「みんな、どこにいるのだろうね」-エンリコ・フェルミ
「眠れなくなる宇宙のはなし」の続編、「ますます眠れなくなる宇宙のはなし」です。
もちろん著書は佐藤勝彦先生です。
ホーキングもそうですが、世界トップクラスの物理学者が一般向けに書いた本がほいほい読めるなんて、いい時代だと思います。
寝る前に1章ずつ読んで、1章読み終わったら「おやすみなさい」と言ってもらえる、という趣向の本です。
今回は地球外生命はいるのか?というおはなし。
フェルミのパラドックスやドレイク方程式から、
火星のタコ宇宙人の話、
地球の生命の成り立ちの話、
太陽系以外の惑星探しの話、
そして、宇宙人探しの話。
が、わかりやすく、面白く、語られます。
特に第四夜「第二の地球はいくつあるのか」はワクワクが止まりません!
今、続々と発見され続けている系外惑星の最先端の情報山盛りです。
宇宙人を探す「SETI」は、無駄遣いと言われる宇宙関連のなかでもいちばん無駄遣いなプロジェクト群だと思いますが、ロマンに溢れまくっています。
自分が生きているうちにファーストコンタクト、ないかなあ…。
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