気のせいなのか?
本当にそうか?
――
あるいは、頭がおかしくなり始めているのか?
怪我で視覚を完全に失った作家が、口述筆記用の助手を雇う。
何も見えない彼が世界を知るのは、ただ助手を通してのみ。
すべてが順調に進んでいるようだったのだが、何かがおかしい・・・。
というサスペンス。
近頃乱読なので、どこでこの本を知ったのか忘れてしまったけれど
会話文と、盲目の作家の独白だけで進むという独特の手法はなかなか楽しめた。
全体のストーリーは特別意表をつくというほどの物ではなかったけれど、
オチには「おお」、と声が出た。
サスペンスも面白いですね。
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