2011年2月9日水曜日

博物戦艦アンヴェイル2 ケーマの白骨宮殿 小川 一水




世界の謎的事物を蒐集するぞ戦艦物語、2。

SFの名手、小川一水ですがこのシリーズはファンタジー。
ハヤカワ以外の本は、読むのは後でいいと言われてしまう小川一水、その名に違わないアンヴェイルシリーズです。

地理的な世界観はすきだけどね。
魔法というものが、論理によって構築されない「なんだか分からないし、説明も出来ない物」というところも好きです。

昨今の魔法ものというと、
論理的に説明可能な物、追証・検証可能な物、つまりその世界に置ける科学
であることがむしろステータスだったりで、それに対する原点回帰というかアンチテーゼなのが好き。


しかしそれを除けば、別に小川一水でなくてもいいという感じ。
なんだろう、このつまらなくないけどイマイチな感じは登場人物が若いのがいけないの?

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