2011年2月5日土曜日

宇宙の果てのレストラン




冒頭には次のように書いてある。

  この宇宙の目的がなんであり、なぜ宇宙が存在するのか
  ---その答えをあやまちなく見いだした者あらば、
  宇宙はたちまち消え去ってはるかに奇怪で不可解なものに
  とってかわられるだろう---そういう理論がある。


そしてその次のページにはこう書いてある。

  それはすでに起こってしまった---という理論もある。



数ページ立ち読みして、「良く解らん」と感想を抱いたとしよう。
それは全く正しいので、最後まで読むことをおすすめする。
「良く解らんけど面白かった」
と思うかも知れない。
「良く解らんし、イギリス人とは仲良くなれないな」
と思うかも知れない。
読んで損はしない、とはとても言えない。

ひとつ言えることは、バカSFの一つの究極であるということだけである。

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