2010年6月21日月曜日

ファントマは哭く / 林譲治

AADDシリーズ3作目。
ハードSF。


面白かったけど、せっかく異質な思考形態を持つETIを描いたのに
けっきょくやってることは人類同士のこととあんまり変わらないような気がしてならない。

意思疎通に苦労していただけで、
けっきょく考えてることはそう変わらなかったというか。
そこでもう一つ突き抜けて欲しかったけど
そうしたらきっと読者にも理解できない物語になっていたかも・・・。

ウェッブを付けた人間とそうでない人間の考え方の違いの方が面白いですね。
これは一作目からだけど。

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