小川一水、渾身の長編シリーズ、第2話。救世群。
1話目が上下巻だったので3冊目です。
正直、1話目はあんまりおもしろくなかったので2話目もずっと読んでいなかったのですけど、図書館で見かけたので借りてみました。
後悔した。
もっと早く読んでおけば良かった!!
小川一水に期待しているのはこういうのなんだ。
プロフェッショナルたちががんばるお話。
終始、絶望感が漂うパンデミック物ですが
その文章の緊張感がたまりません。
「日本沈没」とか、人の手に余る脅威と戦うお話が好きな方にはとてもお薦め。
単体で読んでも十分すぎるほどに面白い一作です。
でも前後のお話と合わせるとものすごく深みが出て、嵌ってしまいます。
これで、今後の続編も全て読むことになってしまいました。
現時点で、まだ3話。10話完結予定です。
これは長い付き合いになりそうです。
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